シラバス1

【授業の目的】

自治体が毎年公表している決算統計、新地方公会計のデータを活用し、行政コストやサービス提供能力を中心に解説する。
経済学部の専門科目として、本学の教育目標である「幅広い学術の振興」に貢献することを授業目標とする。

【到達目標】

本講義の到達目標は以下の通りです。
　１.地方公共サービスの特徴を説明できること。
　２.地方公共団体の決算書類が読めるようになること。

【授業計画】

授業形態：講義
授業方法：受動型


１．ガイダンス

２〜４.地方公共財の最適供給（３回程度）
　　　　公共サービスの地域性
　　　　生産と予算の効率性
　　　　スピルオーバー効果
　　　　　事前学習：地域の政策的課題について考える
　　　　　事後学習：予算編成について調べる
５〜７.地方自治体の予算の決定過程（３回程度）
　　　　予算の原則
　　　　予算主義から成果主義へ
　　　　　ゼロベース予算、サンセット方式など
８〜11.自治体の決算書・統計（４回程度）
　　　　自治体財政がどうなっているかを診断するためには、決算が出発点となります。
　　　　地方自治法等で定められている決算書類・統計について解説します。
12〜13．社会インフラ整備（２回）
　　　　資産更新問題
　　　　資産形成の持続可能性、効率性、自律性
14.新公共経営（NPM)とその課題
　　　　市場化テスト
　　　　指定管理者制度
　　　　民間活力の導入
15．まとめ

【予習・復習】

復習（１時間程度）ノートをもとに、毎回の講義で進んだ内容を復習すること。
復習時に生じた疑問点や理解しにくい点は、オフィスアワーや次回の講義の際に質問するなどすること。

【授業関連科目】

会計学・簿記論・財務諸表論など会計に関連する科目を履修していることが望ましい。

【成績評価方法・注意】

試験のみ
期末試験（100点）に基づいて評価する。
試験は、到達目標にどの程度到達したかを、選択穴埋め方式と記述方式で行う。
授業計画を変更することもある。

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

適宜指示する

シラバス2

【授業形態】

【授業方法】

【受講生のPC等使用】

【初年次教育】

【接続科目】

【評価(方法)手段】