教員名
講義名
シラバストップへ
 
担保物権 2単位 2年以上 経済 2年以上 経営 2年以上
2年以上        
鬼頭 祐紀 後期1コマ クラス:  

シラバス1

【授業の目的】

対応するディプロポリシー:DP1専門知識、DP3思考力、DP4判断力、DP5文章力
法学部法学科に関わる専門科目として、民法とりわけ「担保物権」に関する基礎知識を修得し、これを基に紛争を解決する基礎的思考力を養うことを目的とする。

【到達目標】

(1)担保物権に関する基礎知識を修得し、関連条文等を具体例を用いて説明することができるようになること。

(2)目下の紛争の争点がどこにあるかを把握することができる。


【授業計画】

1. ガイダンス / 民法の全体像と担保物権の位置づけ − 本講義の対象:【教科書1:p1-6】/【教科書2:p2-47】
【事前学習】:該当教科書の熟読
【事後学習】:該当教科書の熟読及び自習課題への取り組み
2. 担保物権の意義 / 担保物権の種類:【教科書1:p75、p79】/【教科書2:p396-397、p472-476】
【事前学習】:該当教科書の熟読
【事後学習】:該当教科書の熟読及び自習課題への取り組み
3. 抵当権の特色 / 抵当権の設定と実行【教科書1:75-78】/【教科書2:p483-494】
【事前学習】:該当教科書の熟読
【事後学習】:該当教科書の熟読及び自習課題への取り組み
4. 抵当権と物上代位 / 抵当権と利用権との調整【教科書2:p494-496】
【事前学習】:該当教科書の熟読
【事後学習】:該当教科書の熟読及び自習課題への取り組み
5. 法定地上権・一括競売 / 抵当不動産の第三取得者の保護【教科書2:p497-502】
【事前学習】:該当教科書の熟読
【事後学習】:該当教科書の熟読及び自習課題への取り組み
6. 抵当権の処分【参考書:p166-167】
【事前学習】:該当教科書の熟読
【事後学習】:該当教科書の熟読及び自習課題への取り組み
7. 抵当権の侵害 / 抵当権の消滅【教科書2:p498-499】/【参考書:p174-175】
【事前学習】:該当教科書の熟読
【事後学習】:該当教科書の熟読及び自習課題への取り組み
8. 共同抵当【教科書2:p496-497】
【事前学習】:該当教科書の熟読
【事後学習】:該当教科書の熟読及び自習課題への取り組み
9. 根抵当権:【教科書2:p502-505】
10. 法定担保物権 − 留置権・先取特権:【教科書1:p78-79】/【教科書2:p521-526】
【事前学習】:該当教科書の熟読
【事後学習】:該当教科書の熟読及び自習課題への取り組み
11. 質権(1):【教科書1:p78】/【教科書2:p477-483】
【事前学習】:該当教科書の熟読
【事後学習】:該当教科書の熟読及び自習課題への取り組み
12. 質権(2):【教科書1:p78】/【教科書2:p477-483】
【事前学習】:該当教科書の熟読
【事後学習】:該当教科書の熟読及び自習課題への取り組み
13. 非典型担保物権(1)−所有権留保【教科書2:p506-507、p518-520】
【事前学習】:該当教科書の熟読
【事後学習】:該当教科書の熟読及び自習課題への取り組み
14. 非典型担保物権(2)−仮登記担保・譲渡担保【教科書2:p507-518】
【事前学習】:該当教科書の熟読
【事後学習】:該当教科書の熟読及び自習課題への取り組み
15. 総括
【事前学習】:教科書、レジュメを読み、整理しておくこと
【事後学習】:教科書、レジュメを読み、整理しておくこと
16. 定期試験

【特記事項】
(1)【教科書1】=生田敏康・畑中久彌・道山治延・蓑輪靖博・柳景子『民法入門』(2017, 法律文化社)、【教科書2】=道垣内弘人『リーガルベイシス民法入門[第2版]』(2017, 日本経済新聞出版社)、【参考書】=潮見佳男・道垣内弘人『民法判例百選1 総則・物権[第7版]別冊ジュリスト223号』である。
(2)関連する資料については、適宜紹介する。


【予習・復習】

講義1回あたりにつき、最低90分の予習・復習を要する。
予習:教科書の熟読(90分程度)
   なお、教科書の熟読については、自分に合う参考書を選択して、該当箇所を熟読してきても構わない。
復習:講義レジュメ、教科書、参考書等を用いながら再度講義内容の理解に努める。
   適宜レポートを作成し、提出する。
   不明な箇所がある場合には教員に質問すること。


【授業関連科目】

民法概説、民法総則、物権総論、債権総論、契約法、不法行為法


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:
(1)定期試験(50%)
記述式問題で試験を実施する。詳細は講義で述べる。
(2)小テスト(20%)
空欄補充問題及び択一問題で小テストを適宜実施する。
(3)レポート(30%)
講義で述べた内容に関するレポートを適宜実施する。
(4)その他
評価にあたっては出席状況を含む「学習意欲・受講態度」等を加味することもある。

注意:講義には必ず六法を持参すること。
   講義中に簡単なディスカッションをする。


【教科書】

著者:生田敏康・畑中久彌・道山治延・蓑輪靖博・柳景子 書名:『民法入門』 出版社:法律文化社
著者:道垣内弘人 書名:『リーガルベイシス民法入門[第2版]』 出版社:日本経済新聞出版社
著者: 書名:ポケット六法平成30年度版 出版社:有斐閣


【参考書】

著者:潮見佳男・道垣内弘人 書名:民法判例百選1 総則・物権[第7版]別冊ジュリスト223号 出版社:有斐閣


シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
     

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング フィールドスタディ 問題解決型 その他
     

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
       

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
       

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段          
学習目標(比率) 50% 20% 10% 20%
評価手段(比率) 試験 50% 25 10 5 10
小テスト 20% 10 5 5
レポート 30% 15 10 5
成果発表
受講態度
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
                 

戻る
 
Copyright (c) 2004 okayama shoka university co.,Ltd All Rights Reserved