シラバス1

【授業の目的】

　国際法の基本を学ぶことにより、基礎的な法的思考力を身につけることを目的とする。本学の教育目標との関係では、「専門学術の振興」に貢献することを目指す。

【到達目標】

1．入門的なテキストを読んで、国際法に関する基本的な理解ができるようになること。
2．基本的な法律文献を検索・収集することができるようになること。
3．報告に必要とされる内容をレジュメにまとめて説明することができるようになること。
4．他の受講者の報告内容を参考にしながら自分の意見をまとめ、それを説明することができるようになること。

【授業計画】

〈概要〉
　初学者向けに書かれた比較的読みやすいテキストを用いて、国際法の基本を学ぶ。
　基本事項を確認した後、簡単な事例問題を受講者全員で考える。

〈予定〉
前期
1. 前期ガイダンス
2〜3. 国際法を学ぶ前に知っておくべき事項の確認
4〜5. 国際法をなぜ学ぶのか(教科書序章)
6〜8. 国家ができたり、なくなったり(教科書第3章)
9〜11. 領土のない国はない(教科書第5章)
12〜14. 海の恵みを分かち合う(教科書第6章)
15. 前期のまとめ

後期
16．後期ガイダンス
17〜19. 人権を国際的に保護する(教科書第8章)
　事前学修：教科書第8章を読む。
　事後学修：教科書とプリントを参照しながら人権の国際的保障についてノートのまとめる。
20〜22. 犯罪も国を超える(教科書第9章)
23〜24. 地球規模の環境問題に取り組む(教科書第11章)
　事前学修：教科書第11章を読む。
　事後学修：教科書とプリントを参照にながら地球環境問題についてノートにまとめる。
25〜27. 国の安全を守る(教科書第13章)
28〜29. 国際社会で守るルール(教科書第2章)
30. まとめ

【予習・復習】

予習(0.5時間程度) 教科書の該当箇所を読む。
復習(1.5時間程度) 教科書の該当箇所と配布したプリントを読んで、基本的な事項を確認する。ゼミ
　　　　　　　　　の時間に考えた問題を再度検討し、自分の意見をまとめる。

【授業関連科目】

2年次に国際社会と法I・IIを受講することが望ましい。

【成績評価方法・注意】

討論・プレゼン。
授業時間内に適宜コメントする。
この授業はアクティブラーニング(ディスカッション、プレゼン)も行います。

【教科書】

著者：加藤・植木・森川・真山・酒井・立松編著　書名：『ビジュアルテキスト国際法』　出版社：有斐閣

【参考書】

適宜指示する

シラバス2

【授業形態】

【授業方法】

【受講生のPC等使用】

【初年次教育】

【接続科目】

【評価(方法)手段】