シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け（対応するディプロマポリシー）：DP1専門知識、DP3思考力

　経営学部商学科の専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献すること。本講義は、金融リテラシーを基礎として、パーソナル・ファイナンス・プランの専門家である「2級FP技能士」に求められる専門的な知識を身につけることを授業目標とする。

【到達目標】

　国家検定試験の2級FP技能検定・学科試験のＣ分野：金融資産運用設計、Ｅ分野：不動産の知識が7割程度理解できる。

【授業計画】

授業の位置付け（対応するカリキュラムポリシー）：CP1専門知識、CP3思考力
授業形態：講義
授業方法：受動型

1.金融資産運用の基礎：マーケット環境の理解
　　教科書：C分野　金融資産運用　第3章　第1節
2.貯蓄型の金融商品：金利・利回り計算、預貯金の特徴の理解
　　教科書：C分野　金融資産運用　第3章　第2節
3.成長型の金融商品：債券の仕組みと特徴、リスク、利回り計算の理解
　　教科書：C分野　金融資産運用　第3章　第3節
4.投資型の金融商品：マーケットの仕組みと特徴の理解
　　教科書：C分野　金融資産運用　第3章　第4節
5.投資型の金融商品：投資指標の計算の理解
　　教科書：C分野　金融資産運用　第3章　第4節
6.成長型の金融商品：投資信託の仕組みと特徴、分類方法などの理解
　　教科書：C分野　金融資産運用　第3章　第5節
7.ポートフォリオ運用：ポートフォリオ理論、分散投資の基本的な知識の理解
　　教科書：C分野　金融資産運用　第3章　第7節
8.セーフティネット・関連法規：セーフティネット・関連法規に関する事項の理解
　　教科書：C分野　金融資産運用　第3章　第9節〜第10節
9.総合演習：金融資産運用に関するまとめ
　　教科書：C分野　金融資産運用　第3章　第1節〜第7節
10.不動産運用設計：不動産概論、不動産の価格形成に関する理解
　　教科書：E分野　不動産　第5章　第1節
11.不動産の見方：不動産の権利に関する調査についての理解
　　教科書：Ｅ分野　不動産　第5章　第1節
12.不動産の取引：不動産取引、売買契約の留意点についての理解
　　教科書：Ｅ分野　不動産　第5章　第2節
13.不動産と税金：不動産取引に関連する税金についての理解
　　教科書：Ｅ分野　不動産　第5章　第4節
14.不動産証券化：証券化の仕組み、上場不動産投資信託等の基本事項の理解
　　教科書：Ｅ分野　不動産　第5章　第5節
15.総合演習：金融資産運用・不動産に関するまとめ
　　教科書：第3章、第5章
16.定期試験

【予習・復習】

予習１時間（授業のテーマについて教科書の全文を読み、不明点をノートにまとめること）
復習２時間（毎回実施する小テストについて教科書・参考図書等を使って復習すること）

【授業関連科目】

「不動産運用設計論」、「タックスプランニング」、「相続・事業承継」の同時履修を推奨　

【成績評価方法・注意】

成績評価方法：試験のみ

　次回の授業開始時に復習として小テストを実施し、小テスト終了後に模範解答を配布して解説する。また、定期試験は〇×問題、穴埋め問題でテストを実施する。小テストに40点、定期試験に60点を配点する。
※セキュリティシートにより出席管理を行う。
※履修可能な者は、FP3級技能検定合格者、またはFP3級対応の授業の履修者（原則）

【教科書】

著者：資格の大原ＦＰ講座　書名：’16−’17受験対策　しっかり学ぶFP技能士AFP2級テキスト　出版社：大原出版

【参考書】

適宜指示する

シラバス2

【授業形態】

【授業方法】

【受講生のPC等使用】

【初年次教育】

【接続科目】

【評価(方法)手段】