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商法特殊講義I 2単位   経済   経営  
         
新津 和典 後期 クラス: 大学院

シラバス1

【授業の目的】

授業の位置付け(対応するディプロマポリシー):DP1 専門知識,DP3 思考力,DP4 判断力, DP5 会話・文章力
本講義は、会社法上の主要な論点のうち、公開会社である大会社が選択しなければならない機関設計モデルである、監査役会設置会社、指名委員会等設置会社、監査等委員会設置会社(平成26年会社法改正(平成26年法律第90号)で新設)をテーマとして取り上げて、特に上場会社のコーポレート・ガバナンスを中心に検討する。その際には、外国法制(アメリカ、EU、ドイツ、オーストリア等)との比較を視野に入れる(「商法特殊講義2」のシラバス参照)。

【到達目標】

会社法に関する現在的な課題・問題点を議論することを通して、会社法と企業社会との接点を探り、あるべき会社法(公開会社法等)を検討できるようになること。監査役会設置会社、指名委員会等設置会社、監査等委員会設置会社の各機関設計について、中小規模の会社との違い等をも念頭に置きながら、その意義と問題点を理解できるようになること(「商法特殊講義2」のシラバス参照)。


【授業計画】

授業の位置付け(対応するカリキュラムポリシー):CP1 専門知識,CP3 思考力,CP4 判断力, DP5 会話・文章力
授業形態:講義
授業方法:原則的には能動型または問題解決型であるが、各テーマの導入とまとめ等において受動型を部分的に取り入れる。

1.はじめに
2.機関総論
3.監査役会設置会社 総論を中心に 教科書:第4章第4節
4.監査役会設置会社 監査の概念を中心に 教科書:第4章第4節
5.監査役会設置会社 監査役を中心に 教科書:第4章第4節
6.監査役会設置会社 取締役会の権限を中心に 教科書:第4章第4節
7.指名委員会等設置会社 総論を中心に 教科書:第4章第7節
8.指名委員会等設置会社 各委員会の権限を中心に 教科書:第4章第7節
9.指名委員会等設置会社 取締役会の権限を中心に 教科書:第4章第7節
10.監査等委員会設置会社 総論を中心に 教科書:第4章第8節
11.監査等委員会設置会社 委員会の権限を中心に 教科書:第4章第8節
12.監査等委員会設置会社 取締役会の権限を中心に 教科書:第4章第8節
13.中小規模の会社におけるガバナンス 総論を中心に 教科書:特に第4章第4節を、第7節および第8節と比較
14.中小規模の会社におけるガバナンス 各論を中心に 教科書:特に第4章第4節を、第7節および第8節と比較
15.総括

予習(1.5時間程度または3時間程度):報告担当者は、報告レジュメを作成し(3時間程度)、報告時の質問等に応じて適宜さらに準備すること。それ以外の受講者は、テキストの該当箇所を、各該当条文を確認しつつ事前に通読し、かつ、報告に対する質問を準備すること(1.5時間程度)。
復習(3時間程度):報告者の報告内容を見直し、批判的に検討すること。


【予習・復習】

予習(1.5時間程度または3時間程度):報告担当者は、報告レジュメを作成し(3時間程度)、報告時の質問等に応じて適宜さらに準備すること。それ以外の受講者は、テキストの該当箇所を、各該当条文を確認しつつ事前に通読し、かつ、報告に対する質問を準備すること(1.5時間程度)。
復習(3時間程度):報告者の報告内容を見直し、批判的に検討すること。


【授業関連科目】

商法特殊講義2、会社法、民法


【成績評価方法・注意】

(1)予習の程度、(2)質問に対する応答の内容、(3)レポートの内容、(4)出席状況を総合的に評価する。
報告・レポートに対して、講義中にコメントしつつ検討を加える。レポートは必要に応じてコメント等を付けて返却する。講義中において、課題の中の特徴的な解答や特に頻繁にみられるなど注意すべき誤解について取り上げて検討しコメントする。


【教科書】

著者:高橋英治〔編〕 書名:『入門会社法』 出版社:2015年、中央経済社


【参考書】

著者:山下=道野=多木=上田=新津 書名:『会社法の道案内』 出版社:2015年、法律文化社
著者:鳥山恭一=高田晴仁〔編〕 書名:『新・判例ハンドブック会社法』 出版社:2014年、日本評論社

シラバス2

【授業形態】

講義 演習 実習・実技 実験
   

【授業方法】

受動型 アクティブラーニング フィールドスタディ 問題解決型 その他
     

【受講生のPC等使用】

PC・タブレット
(教室に備付)
PC・タブレット
(学生自身が準備)
スマートフォン その他
       

【初年次教育】

 

【接続科目】

地域社会 国際社会 産業界 大学院進学
       

【評価(方法)手段】

評価(方法)手段 学部・学科カリキュラム・ポリシー(CP)
知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
CP1 CP2 CP3 CP4 CP5 CP6 CP7 CP8 CP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
評価(方法)手段          
学習目標(比率) 60% 10% 10% 20%
評価手段(比率) 試験
小テスト
レポート
成果発表 50% 30 5 5 10
受講態度 50% 30 5 5 10
その他
対応するディプロマ・ポリシー(DP) 知能・技能 思考・判断・表現力 主体性・態度
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7 DP8 DP9
専門知識 一般知識 思考力 判断力 会話・文章力 意欲・責任感 協調性 持続性 倫理観
                 

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