教員名
講義名
シラバストップへ
 
印刷ページへ
政治学入門I 2単位 1年以上 経済   経営 1年以上
1年以上        
埜村 紳二 前期1コマ クラス:  

【授業の目的】

 本講義は、高校を卒業して初めて政治学を学ぶ学生諸君を対象としたものです。難解な用語や抽象的な説明はできる限り避け、身近な出来事を手がかりに、政治という営みはどのようなものなのか、また、こんにちの政治はどのように行なわれ、どんな特徴を持っているのかなどを社会・経済と関係させて考えていきます。市民として政治事象を理解し、これからの政治を担う「心豊かな人材」を育成することに大きな目標をおいています。

【到達目標】

 到達目標は以下の通りです。
1. 政治とは何か、みずから市民として考えることができる。
2. 社会・経済と政治との関係を理解し、説明できる。
3. 政治的決定過程のおおまかな流れと問題点を説明できる。
4. 選挙など政治参加のあり方をみずからの問題として捉えることができる。


【授業計画】

授業形態:講義  授業方法:受動型

1. 政治ってなんだろう?(1)〔ガイダンス〕
2. 政治ってなんだろう?(2)―社会・経済・政治
3. 組織された集団と政治(1)―鉄の三角同盟 
4. 組織された集団と政治(2)―多元的民主主義
5. 官と民の関係(1)―「市場の失敗」と政府の介入
6. 官と民の関係(2)―「政府の失敗」と政府の役割
7. 企業と政治―大企業の政治的影響力
8. 市民社会・市場経済・政治―整理と復習(中間試験)
9. マスコミと政治(1)―マスコミは「第4の権力」(?)
10. マスコミと政治(2)―マスコミの限定効果説と強力効果説
11. 選挙と政治(1)―選挙制度と日本の選挙
12. 選挙と政治(2)―投票行動
13. 政党と政党制(1)―政党の役割と政党制
14. 政党と政党制(2)―日本の政党政治の展開
15. まとめ―政治過程と政治参加


※初回の講義で詳しく説明しますが、基本的には、上記項目についてプリントと教科書を使って予習・復習をすることが必要となります。目安となる予習と復習の時間はそれぞれ2時間です。


【授業関連科目】

 


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:試験とレポート両方
 基本的には2回の試験(中間試験と期末試験)によって評価します。ただし、毎回、出席票を兼ねたコメント・質問用紙を提出してもらいます。


【教科書】

著者:北山俊哉・久米郁夫・真淵勝 書名:『はじめて出会う政治学』(最新版) 出版社:有斐閣


【参考書】

適宜指示する




戻る
 
Copyright (c) 2004 okayama shoka university co.,Ltd All Rights Reserved