【授業の目的】
中学校社会科、高等学校公民科教員免許取得に係わる教職に関する科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献すること。
【到達目標】
受講生が次のようになること 1 中学校社会科、高等学校公民科教員として必要とされる教科教育力を身につけることができる。 2 学習指導要領に基づき、社会科・公民科の目標や指導内容を理解し、様々な指導法についても理解することができる 3 高等学校「現代社会」「倫理」「政治・経済」各分野の目標や指導内容を理解し、学習指導案の作成に向けた実践的指導力を身につけることができる。
【授業計画】
2016年度 指導形態:講義・演習 指導方法:受動型
1 ガイダンス・・・・受講ルール、評価、教科書、履修方法、調査、介護等体験の事前指導
2 社会科・公民科の教育的意義・・・・社会科・公民科の目標と学習指導要領の変遷等
3 学習指導要領の解釈・・・・中学校の教育課程と「社会科」の改訂の趣旨と要点
4 学習指導要領の解釈・・・・高等学校の教育課程と「公民科」の改訂の趣旨と要点
5 学習指導要領の解釈・・・・「現代社会」「倫理」「政治経済」の目標と指導内容
6 指導法・授業研究1・・・・「現代社会」:地球環境と資源エネルギー(教科書P12-15)
7 指導法・授業研究2・・・・「現代社会」:現代社会における青年(P30-31)
8 指導法・授業研究3・・・・「現代社会」:民主政治とは 民主政治の成立(P54-55)
9 指導法・授業研究4・・・・「現代社会」:日本の統治機構 地方自治(P81-83)
10 指導法・授業研究5・・・・「現代社会」:国際社会の現状と課題 地域統合の進展(P164-165)
11 授業実践演習1 ・・・・指導案の書き方・評価の観点・授業実践のポイント
12 授業実践演習2 ・・・・「現代社会」指導案の作成・発表(学習目標と導入部分の内容) 単元: 政府の役割と財政 (P116-118) 13 授業実践演習3 ・・・・「現代社会」指導案の作成・発表(展開部分の内容) 単元: 政府の役割と財政 (P116-118) 14 授業実践演習4 ・・・・「現代社会」指導案の作成・発表(まとめ部分と学習指導案の完成) 単元: 政府の役割と財政 (P116-118)
15 まとめ ・・・・前期のまとめ、介護等体験の事後指導
16 テスト 予習:使用教材についての事前学習、教材研究(指導案・教材資料の検討等) 2時間 復習:講義内容の復習等 1時間
【授業関連科目】
社会科・公民科教育法II 教育実習指導
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:試験とレポート両方 欠席4日で不認定、遅刻5分以上は欠席扱い、遅刻3回で欠席1回 授業への取り組み姿勢、教材研究、指導案の内容等50% 試験50%
【教科書】
著者:文部科学省 書名:「中学校学習指導要領解説−社会編(H20)」・「高等学校学習指導要領解説−公民編(H22)」 出版社:日本文教出版・教育出版
著者: 書名:中学校社会科教科書「公民的分野」「歴史的分野」「地理的分野」(日本文教出版) 「中学校社会科地図」(帝国書院) 高等学校教科書「現代社会」(東京書籍) 出版社:日本文教出版・帝国書院・東京書籍
【参考書】
適宜指示する
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