【授業の目的】
中学校社会科教員免許取得に係わる必修科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献すること。
【到達目標】
受講生が次のようになること 1 中学校社会科教員として必要とされる教科教育力を身につけることができる。 2 「地理的分野」「歴史的分野」の目標と内容、内容の取り扱いを理解することができる。 3 中学校社会科各分野の指導内容を理解し、実践的指導に向けて取り組むことができる。
【授業計画】
2016年度 授業形態:講義 授業方法:受動型
1 ガイダンス・・・・シラバス、授業ルール、評価、教科書、履修、教職情報、NIE(山陽新聞)等 2 教員採用試験の内容と試験問題にチャレンジ
3 中学校の教育課程、新学習指導要領改訂の趣旨と要点
4 学習指導要領の解説・・・・中学校社会科の目標と3分野の構成
5 学習指導要領の解説・・・・「地理的分野」の目標と内容及び内容の取り扱い
6 「地理的分野」の指導実践(1)・・世界の地図を活用しよう(P12-17)
7 「地理的分野」の指導実践(2)・・アジア州のようす(P44-45)
8 「地理的分野」の指導実践(3)・・私たちが住む日本:日本の位置・範囲(P118-123)
9 「地理的分野」の指導実践(4)・・世界から見た日本の姿:日本の地形のようす(P142-143)
10 学習指導要領の解説・・・・「歴史的分野」の目標と内容及び内容の取り扱い
11 「歴史的分野」の指導実践(1)・・・・古代日本の時代の転換(P38-39)
12 「歴史的分野」の指導実践(2)・・・・古代から中世への転換(P68-69)
13 「歴史的分野」の指導実践(3)・・・・中世から近世への転換(P120−121)
14 「歴史的分野」の指導実践(4)・・・・近世から近代への転換(P175−176)
15 「歴史的分野」の指導実践(5)・・・・近代から現代への転換(P250−251)
16 テスト
予習:該当教科書の熟読と生徒の立場での予想質問を考える 2時間 復習:講義内容の整理 1時間
【授業関連科目】
社会科・公民科教育法I・II 日本史概説I・II
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:試験とレポート両方 欠席4日で不認定、遅刻5分以上は欠席扱い、遅刻3回で欠席1回 授業への取り組み姿勢、小テストと課題等を30% 試験70%
【教科書】
著者:文部科学省 書名:中学校学習指導要領解説−社会編(H20) 出版社:日本文教出版
著者: 書名:中学校社会科教科書「地理的分野」「歴史的分野」「公民的分野」(日本文教出版) 中学校社会科地図(帝国書院) 出版社:日本文教出版 帝国書院
【参考書】
適宜指示する
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