【授業の目的】

　中学校社会科教員免許取得に係わる必修科目として、本学の教育目標である「幅広い学習機会の提供」に貢献すること。

【到達目標】

受講生が次のようになること
１　中学校社会科教員免許取得を目指して中学校社会科「歴史的分野」の内容や指導のポイント等について把握することができる。
２　日本の古代・中世史の流れを世界の歴史と関連づけて理解するとともに、指導や板書のポイン　ト、多様な授業方法を把握することができる。

【授業計画】

2016年度
　授業形態：講義　　授業方法：受動型　


　１　ガイダンス・・・・調査、シラバス、授業ルール、評価、教科書、履修、レポート、課題等

　２　日本史の基礎事項・・・・年代・時代区分、旧国名等（P12・巻末年表）

　３　人類の始まりと文明(1)・・・・人類の誕生と農耕牧畜の始まり（P14-19)

　４　人類の始まりと文明(2)・・・・世界の古代文明と宗教のおこり（P20-25)

　５　日本の原始時代・・・・縄文時代から弥生時代（P26-29)

　６　日本の古代国家の形成・・・・東アジアの統一と蘇我氏・聖徳太子（P32-33)

　７　古代国家の展開(1)・・・・奈良の都と律令制下のくらし（P36-37)

　８　古代国家の展開(2)・・・・京の都と摂関政治（P48-49)

　９　古代国家の展開(3)・・・・文化の日本化　平安時代の仏教と国風文化（P52-53)

　10　地図で見る世界の動き・・・・13世紀の日本と世界（P60-61)

　11　鎌倉幕府の成立・・・・武家政治の始まり（P66-67)

　12　元の襲来と鎌倉幕府のおとろえ・・・・元の襲来と鎌倉幕府（P72-73)

　13　室町幕府と下剋上(1)・・・・南北朝の内乱と室町幕府（P74-75)

　14　室町幕府と下剋上(2)・・・・立ち上がる民衆と戦国大名（P80-81)

　15　中世の文化・・・・鎌倉・室町の文化（P84-89)

　16　テスト


　　　　予習：該当教科書の熟読と各単元の学習目標を考える　2時間
　　　　復習：講義内容の整理　1時間

【授業関連科目】

　日本史概説II

【成績評価方法・注意】

成績評価方法：試験とレポート両方
　　　　　　　欠席4日で不認定、遅刻5分以上は欠席扱い、遅刻3回で欠席1回
　　　　　　　小テスト、課題、受講態度等３０％　　試験７０％

【教科書】

著者：　書名：中学校社会科教科書「歴史的分野」　出版社：日本文教出版
著者：　書名：五訂必携　日本史用語集　出版社：実教出版

【参考書】

適宜指示する