【授業の目的】
本授業の目標は、まちづくりや観光、及び地域振興等に強い関心を持つ履修学生が、マーケティングの視点からこれらの問題を解決できる力を養うために、専門的知識の習得に加え、地域に関する調査技法やプラン作成等の技術を身につけることです。それを通じて、本学の教育目標である「専門学術の振興」への貢献を目指します。
【到達目標】
授業目標に基づいて、次の具体的(下位)目標を達成してもらいます。 1.地域マーケティングの基本的内容を説明できる 2.具体的地域マーケティングの事例を調べ、その有効性、課題などを分析できる 3.自身の日常生活と地域の問題との関連を常に意識し、マーケティングの力でその問題がどのように解決できるかを考える習慣を持つ
【授業計画】
授業形態:講義、一部演習(グループ・ディスカッション) 授業方法:受動型、一部能動型
1.オリエンテーション:履修上の注意・ルールの確認等、地域マーケティングとは 2.まちを意識する 3.まちの問題とは何か 4.まちの問題を解決している事例を探す 5.まちの問題解決の手法としての地域マーケティング(1):企業のマーケティングとの比較 6.まちの問題解決の手法としての地域マーケティング(2):地域マーケティングの全体像 7.地域マーケティングの主体 8.自治体のマーケティングの概要 9.自治体のマーケティングの課題
10.事例研究:流山市のマーケティング(1):流山市を調べてみる 11.事例研究:流山市のマーケティング(2):マーケティングの特徴
12.事例研究:流山市のマーケティング(3):グループ・ディスカッション[今後の課題] 13.近隣の自治体マーケティングを調べる
14.近隣の自治体マーケティングについて報告する
15.総まとめ
予習(2時間程度):事前課題の準備、配布資料等の該当箇所の読了等 復習(2時間程度):事後課題の作成
【授業関連科目】
地域マーケティングII、マーケティング論I・II、地域づくり論I・II、観光資源論、観光地計画論等
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:試験とレポート両方 1)出席は、セキュリティシートによってとります。 2)評価は、授業中に行う小レポート(20点)、自治体マーケティングに関する事例調査課題(30点)、記述問題等による期末試験(50点)他によって総合的に判断します(点数は一つの目安)。
【教科書】
プリントを配布する
【参考書】
適宜指示する
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