【授業の目的】
教育方法論の講義においては、単に子ども達に知識を教えるためのテクニックを習得するだけでなく、子どもの主体的な学びを支援し、将来へ向けての子どもの自己開発を促す方法論を自ら工夫し考え出す教師としての態度形成に主眼を置く。
【到達目標】
(1)子どもの学びを支援する教育の基礎理論と歴史の概要を習得する。 (2)学力に代表される子どもの能力の現状を見据えた上で、そうした能力を開発する教育方法との関連を考える。 (3)子どもの学習意欲を創るような実際の授業のデザインやスタイルをどのように考えていったら良いかについて省察する。 (4)デジタル社会あるいはグローバル社会と言われるこれからの社会に求められるICTはじめ各種機器や機材の活用法について検討する。
【授業計画】
授業形態:講義 授業方法:受動型 1.教育方法の基礎理論と歴史(1) −ソクラテスからヘルバルトへ 教科書:第1章 左記内容について復習1時間 2.教育方法の基礎理論と歴史(2) −デューイからイリッチへ 教科書:第2章 左記内容について復習1時間 3.国際学力調査と教育の方法 −教科書:第3章 上記内容について復習1時間 4.学習指導要領と授業 −教科書:第3章 上記内容について復習1時間 5.授業のデザインとスタイル(1) −授業のデザイン 教科書:第4章 左記内容について復習1時間 6.授業のデザインとスタイル(2) −授業のスタイル 教科書:第5章 左記内容について復習1時間 7.授業方法と教育の評価(1) −授業のタクト・意欲創り 教科書:第6・7章 左記内容について復習1時間 8.授業方法と教育の評価(2) −教育評価 教科書:第8章 左記内容について復習1時間 9.授業研究 −教科書:第9章 上記内容について復習1時間 10.情報リテラシーとICTの活用 −教科書:第10章 上記内容について復習1時間 11.グローバル社会で求められる能力と教育の方法(1) −総合的な学習 教科書:第11章 左記内容について復習1時間 12.グローバル社会で求められる能力と教育の方法(2) −コンピテンシー 教科書:第12章 左記内容について復習1時間 13.未来への教育 −共生の教育 教科書:終章 左記内容について復習1時間 14.ESDとユネスコスクール(1) −ESDの考え方 左記内容について復習1時間 15.ESDとユネスコスクール(2) −ユネスコスクールの実践
【授業関連科目】
教育原理、教師論、教育課程論
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:試験及び小テスト 必要に応じて小テストで知識内容の習得状況を確認する。
【教科書】
著者:広石英記編著 書名:教育方法論 出版社:一藝社
【参考書】
適宜指示する
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