【授業の目的】
本演習では、個人での調査・発表、グループ討議・発表などを通じて、研究テーマに対する実践的なアプローチを行うための基礎的なスキルを身につけることを目標にします。また、研究演習の基礎として、調査・分析および論文作成に関する基礎的能力の向上を目標にします。
【到達目標】
本演習の到達目標は以下の通りである。 1.パーソナルファイナンスの知識を基に企業活動における実務につながるスキルを身につける。 2.自己で選定したテーマに対する分析・評価を行い、その成果を人に伝える能力を養う。 3.グループ討議・発表などを通じて、プレゼンテーション能力を高める。
【授業計画】
第1回 オリエンテーション:履修関係の確認、自己紹介他 第2回 ファイナンシャルプランニングの基礎知識:FPの役割と実務 第3回 演習の基礎:本・資料の読み方、調べ方 第4回 演習の基礎:資料・情報の集め方 第5回 演習の基礎:資料を読み方、まとめ方 第6回 個別テーマ発表: テーマの選定(企業戦略・商品開発) 第7回 ファイナンシャルプランニングの基礎知識:金融とは何か(総論) 第8回 ファイナンシャルプランニングの基礎知識:経済活動と金融の役割、取引市場 第9回 研究・発表:個別テーマ発表 第10回 演習の基礎:レポートの書き方 第11回 供給サイドからの金融教育:設計主義と信用主義 第12回 研究・発表:調査・分析 第13回 研究・発表:中間発表、講評 第14回 演習の基礎:プレゼンテーションの仕方 第15回 研究・発表:発表、総評 第16回 オリエンテーション:履修関係の確認、後期の学習内容 第17回 グループ活動:企業研究(調査対象企業の選定、調査の内容について) 第18回 グループ活動:企業研究(調査手法) 第19回 ファイナンシャルプランニングの基礎知識:資金計画 第20回 ファイナンシャルプランニングの基礎知識:運用計画 第21回 ファイナンシャルプランニングの基礎知識:キャッシュフロー分析 第22回 演習の基礎:論文の書き方(引用、参考文献の集め方) 第23回 演習の基礎:論文の書き方(構成) 第24回 個人事業主・中小企業の資金計画:中小企業を対象とした金融機関、資金調達 第25回 個人事業主・中小企業の資金計画:決算と決算書(B/S、P/L、C/F) 第26回 グループ活動:企業研究(企業活動と業績等の調査) 第27回 投資教育の姿:年金問題と金融・投資教育 第28回 演習の基礎::調査発表の方法 第29回 グループ活動:企業研究(発表) 第30回 グループ活動:企業研究(発表)、総評
【予習・復習】 与えられた課題について参考図書・新聞・各種資料等を使った調査、授業の復習として1テーマにつき3時間程度を学習の目安とする。
【授業関連科目】
ライフプランニングと資金計画・リスク管理I・II、金融資産運用・不動産I・II
【成績評価方法・注意】
1.個別発表、レポート等の内容に対して70点を配点する。 2.グループ作業の参加貢献に30点を配点する。
【教科書】
プリントを配布する
【参考書】
適宜指示する
著者:貝塚啓明 書名:FPテキスト パーソナルファイナンス 出版社:日本FP協会
著者:新保 恵志 書名:金融・投資教育のススメ -投資の学び方と投資教育のあるべき姿 出版社:きんざい
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