【授業の目的】

本学の教育理念である「社会的人材の育成」を目標とし、社会事象を的確に捉えるため幅広い学習を進める。
「キャリア形成論Ｉ」で学んだ知識を基に、社会人基礎力を身に付ける。

【到達目標】

社会事象を的確に捉えるため、次の基礎的・基本的な力を身に付ける。
　１．ビジネスにおける計算能力の向上及び数値情報を有効に活用する能力を身に付ける。
　２．ビジネスにおける文書情報の果たす役割を理解する。
　３．ビジネス文書の作成および読解に関する能力を身に付ける。
　４．大学内外の諸活動に於いて、上記の能力の向上に努める態度を養う。

【授業計画】

授業形態：講義及び実習・実技　　授業方法：受動的及び問題解決型
　１．講義のためのオリエンテーション
　　　　講義の目標、進め方、成績評価方法などの説明、基礎力確認テスト（簡単な計算）　　　
　２．四則演算（分数、小数を含む）、１次方程式
　　　　四則演算、方程式の解法および演習
　３．連立方程式、鶴亀算の考え方
　　　　連立方程式の解法、鶴亀算の解法および演習
　４．割合・比の考え方
　　　　％・割合の利用と解法および演習
　５．不等式の考え方
　　　　不等式の解法および演習
　６．濃度算の考え方
　　　　濃度算の解法および演習
　７．仕事算・水槽算の考え方
　　　　仕事算・水槽算の解法および演習
　８．復習と応用
　　　　ビジネスの諸活動に活用できる数値情報の処理および演習
　９. ビジネス文書の作成、ＳＰＩ
　　　　ビジネス文書の種類と役割、わかりやすい文書の書き方
　10. ビジネス文書の作成、ＳＰＩ
　　　　基本のマナー、決まり文句、敬語
　11. 封筒の書き方、はがきの基本とマナーおよび社外文書(1)、ＳＰＩ
　　　　相手先に応じてきめ細かい配慮を行い、文書を作成する
　　　　実務関係文書の作成、案内状
　12. 社外文書(2)、ＳＰＩ
　　　　基本書式、依頼状、社交・儀礼文書の作成
　13. 社外文書(1)、ＳＰＩ
　　　　社内文書のポイント、報告書の作成
　14. 社内文書(2)、ＳＰＩ
　　　　伺い書の作成
　15．ビジネス演習
　　　　給与明細の見方と計算方法、社会保険料の仕組みと計算方法
予習の時間：２時間「各回の該当範囲の解説と例題を自学自習し練習問題に取り組む。」
復習の時間：２時間「各回のノートの整理とそれを基にし残った練習問題をしあげる。」

【授業関連科目】

キャリア形成論I、キャリア形成論III

【成績評価方法・注意】

成績評価方法：試験とレポート　ただし、試験は、各回講義内の小テスト形式で行う。
　・1回目から必ず出席すること。毎回出席をとる。
　・実習・実技を伴うので、出席回数が規定に満たない者は成績評価の対象としない。
　・授業計画を変更することもある。

【教科書】

著者：福島哲史監修　書名：『早引き！ビジネス文書の文例+マナー事典』　出版社：成美堂出版
著者：就職対策研究会編　書名：『最頻出！SPIパーフェクト問題集；最新SPI2対応'17』　出版社：高橋書店

【参考書】

参考書を使用しない