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家族法I 2単位 1年以上 経済   経営  
         
松山 忠造 前期1コマ クラス:  

【授業の目的】

 法学部法学科の専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献する。また、家族に関する法律問題を分析することで、深い人間理解に基づく「心豊かな人材の育成」をめざす。

【到達目標】

 受講生が受講後に、次のようなことができるようになること。
1 法的紛争の解決において、法の解釈が重要であることが理解できる。
2 家族法の役割やその構造、原則について理解できる。
3 婚姻法に含まれる条文について、その基本部分を理解できる。
4 離婚法に含まれる条文について、その基本部分を理解できる。
5 婚姻法および離婚法の各分野における重要論点について、問題の所在を指摘し、判例・学説を参照しながらまとめることができる。


【授業計画】

授業形態:講義  授業方法:受動型

第1回 家族法とはどういう法か            教科書2〜9ページ
第2回 氏名と戸籍                  参考書24〜37ページ
第3回 婚約の法的意味                教科書18〜21ページ
第4回 婚姻の意義、婚姻障害             教科書21〜28ページ
第5回 婚姻の合意と婚姻の届出            教科書28〜34ページ
第6回 婚姻の身分的効果                教科書34〜40ページ
第7回 婚姻の財産的効果               教科書40〜52ページ
第8回 婚姻の無効と取消               教科書53〜55ページ
第9回 内縁関係の法的問題               教科書55〜67ページ
第10回 婚姻の解消と離婚制度             教科書68〜74ページ
第11回 協議離婚、調停離婚、審判離婚         教科書74〜77ページ
第12回 裁判離婚、和解離婚、認諾離婚         教科書77〜83ページ
第13回 離婚と子ども                  教科書83〜90ページ
第14回 離婚と財産関係                教科書90〜96ページ
第15回 親族と扶養                  教科書14〜15ページ、191〜203ページ

予習と復習を各90分目安にすること。とくに、教科書の該当ページを読んで授業に臨むこと。


【授業関連科目】

 家族法II、法律学入門、民法概説、民法総則、不法行為法など


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:試験とレポートの両方
 期末の筆記試験を80%、レポート2件を10%、授業中の小テストを10%で評価する。
 レポートのテーマと提出日等は開講時に指示するから、第1回の授業には必ず出席すること。
 また、教科書と最新の六法(種類を問わない)を毎回の授業に必ず持参すること。


【教科書】

著者:松川正毅 書名:『民法 親族・相続 第4版』 出版社:有斐閣、2014年


【参考書】

著者:高橋朋子・床谷文雄・棚村政行 書名:『民法7 親族・相続 第4版』 出版社:有斐閣、2014年



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