【授業の目的】
身近に起こる法律問題を理解するために必要な法律知識を身につけることにより、本学の教育目標である「社会的人材の育成」に貢献する。また、教養科目として「幅広い学修の機会」を与えることを目標とする。
【到達目標】
受講生が受講後に、次のようなことができるようになること。 1 私たちの生活と法律との関わりについて理解し、基本的なイメージを形成できる。 2 家族、契約、事故など私たちの日常生活に身近なものと考えられる法の内容を学び、その基本原則や基礎的な概念について理解できる。 3 日常生活において紛争が起きた場合に備えて、その紛争を平和的に解決する各種の方法について学び、どの方法を選択するのが適切であるかを判断できる。
【授業計画】
授業形態:講義 授業方法:受動型
第1回 法とはどういうものか 第2回 結婚と法 教科書105〜119ページ 第3回 離婚と法 教科書119〜129ページ 第4回 親子と法 教科書129〜138ページ 第5回 相続と法 教科書145〜153ページ 第6回 契約の成立と法 教科書1〜18ページ 第7回 いろいろな契約と法 教科書18〜24ページ 第8回 不動産取引と住まいの法 教科書24〜30ページ 第9回 お金の取引と保証の法 教科書31〜41ページ 第10回 交通事故と法 教科書42〜51ページ 第11回 欠陥商品・悪徳商法と法 教科書55〜67ページ 第12回 雇用社会と法 教科書68〜78ページ 第13回 労働条件と法 教科書78〜98ページ 第14回 紛争の解決と法 教科書203〜214ページ 第15回 裁判の仕組みとADR 教科書214〜235ページ
予習と復習を各90分目安にすること。とくに、教科書の該当ページを読んで授業に臨むこと。
【授業関連科目】
法律学入門、民法概説、民法総則、契約法、不法行為法、家族法、雇用社会と法、民事訴訟法
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:試験とレポートの両方 期末の筆記試験を80%、レポート2件を10%、授業中の小テストを10%で評価する。 レポートのテーマや提出日等は開講時に指示するから、第1回の授業には必ず出席すること。 また、教科書と最新の六法(種類を問わない)を毎回の授業に必ず持参すること。
【教科書】
著者:池田真朗・犬伏由子・野川 忍ほか 書名:『法の世界へ 第6版』 出版社:有斐閣、2012年
【参考書】
著者:副田隆重・浜村 彰・棚村政行ほか 書名:『ライフステージと法 第6版』 出版社:有斐閣、2012年
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