【授業の目的】
経営学部経営学科に係る専門科目(選択必修科目)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とします。他学科・他学部の学生にとっては、「幅広い学習機会」になります。
【到達目標】
本講義では、HTML(Hyper Text Markup Language)を用いたWebページ(インターネット上で公開される文書)の作成を通じて、Webデザインについて学習します。Webページについての理解と作成方法を身につけるため、HTMLとは何か、HTML記述の基本構造、文字表示に関するタグ、画像表示に関するタグ、リンクに関するタグ、表に関するタグ、スタイルシートの記述方法を中心に主に実習形式で行います。本講義では、受講生が受講後に次のようなことができることを目標とします。 1. HTMLの記述の構造が説明できること 2. 簡単なWebページが作成できること 3. Webページを公開する際のマナーが理解できること
【授業計画】
授業形態:実習・実技 授業方法:受動型
1. Webページの概要の説明および受講者決定、受講の注意事項 2. HTML記述の基本構造 (参考書:ノマド・ワークス(1999)第1章, 荒石(2011)第1章) 3. 文字表示に関するタグ (参考書:堀内(2003)第2章, 荒石(2011)第2章) 4. 画像表示に関するタグ (参考書:堀内(2003第2章)2-8, 荒石(2011)第6章) 5. 同一ページへのリンクに関するタグ (参考書:堀内(2003)第2章2-9, 荒石(2011)第7章47) 6. 他のページへのリンクに関するタグ (参考書:堀内(2003)第2章2-9, 荒石(2011)第7章48) 7. 表に関するタグ (参考書:堀内(2003)第3章, 荒石(2011)第5章) 8. フレーム機能 (参考書:堀内(2003)第4章) 9. 画面表示・修正作業 (参考書:堀内(2003)第2章〜第4章, 荒石(2011)第2章〜第5章) 10. スタイルシートの記述ルールについて (参考書:荒石(2011)第8章) 11. スタイルシートの記述作業 (参考書:荒石(2011)第8章) 12. 画面表示・リンクの確認・修正作業 (参考書:荒石(2011)第8章) 13. 情報倫理 (参考書:大橋真也、森夏節、立田ルミほか(2009)第5章) 14. 最近のプログラミング技術やコンテンツなどの紹介 (最近の新聞や雑誌の記事などを用いて解説) 15. 総括 (本講義の全体を総括して理解を深める)
予習 配布されたプリントの内容をまとめること:約1時間 復習 演習内容について参考書を用いて理解を深め、応用問題に取り組むこと:約3時間
【授業関連科目】
情報処理概論I,II、Webプログラミング
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:レポートのみ ※HTMLが記述されたWebページを評価する。
注意事項: ・実習のため毎回の出席が大前提となります。USBメモリなどの保存用メディアを必ず持参してください。 ・受講者数がパソコンの設置台数によって制限されます。このため、第1回目の講義に必ず出席し、受講の可否を確認してください。
【教科書】
プリントを配布する
【参考書】
適宜指示する
著者:堀内明(2003) 書名:『HTMLはじめの一歩』 出版社:カットシステム
著者:荒石正二(2011) 書名:『はじめてのホームページHTML5入門』 出版社:秀和システム
著者:ノマド・ワークス(1999) 書名:『これ一冊でわかる!!HTML―やさしいホームページの作り方』 出版社:新星出版社
著者:大橋真也、森夏節、立田ルミほか(2009) 書名:『ひと目でわかる最新情報モラル』 出版社:日経BPソフトプレス
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