【授業の目的】
この講義は、経営学部における専門科目として、「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とする。他学部や他学科の学生にとっては「幅広い学習機会の提供」になる。
【到達目標】
近年、「世界遺産」という言葉は、日本において広く浸透している。歴史や自然環境だけでなく、文学や音楽、絵画、神話、建築、世界政治、観光など、人間の生きる世界を形づくる様々なものと結びつく世界遺産は、世界をみる窓であります。さらに「世界遺産検定」も実施され、ひとつの社会現象となっている。そのため、本科目では、世界遺産について今まで知られている情報を習得することもさることながら、世界に存在している世界文化遺産との出会い、または、日本の文化や歴史の価値の再発見につながることができるように幅広い学習機会を提供したい。また、世界遺産3級程度の検定問題を解けるようになる。
【授業計画】
授業形態:講義 授業方法:受動型+フィールドスタディ
1.ガイダンス及び世界遺産の基礎知識 教科書:はじめて学ぶ世界遺産100 1章 2.日本の世界遺産その1 教科書:はじめて学ぶ世界遺産100 2章 3.日本の世界遺産その2 教科書:はじめて学ぶ世界遺産100 2章 4.人類の誕生と古代文明 教科書:はじめて学ぶ世界遺産100 3章 5.アジア世界の形成と宗教 教科書:はじめて学ぶ世界遺産100 4章 6.例題チャレンジ1 参考書:世界遺産検定公式過去問題集 7.フィールドスタディ1 8.ヨーロッパ中世とルネサンス、大航海時代 教科書:はじめて学ぶ世界遺産100 5章 9.アメリカ、アフリカ、オセアニアの文明と東アジアの変動 教科書:はじめて学ぶ世界遺産100 6章 10.近代国家の成立と世界の近代化 教科書:はじめて学ぶ世界遺産100 7章 11.テーマでみる世界遺産 教科書:はじめて学ぶ世界遺産100 8章 12.世界の自然遺産 教科書:はじめて学ぶ世界遺産100 9章 13.例題チャレンジ2 参考書:世界遺産検定公式過去問題集 14.フィールドスタディ2 15.FEEDBACK及び授業のまとめ
予習(1時間程度)次回のテーマについて調べておくこと。 復習(2時間程度)授業中に学んだ内容と課題に基づいてレポートを作成すること。
【授業関連科目】
観光学概論、比較文化論
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:試験とレポート両方 評価は、試験の結果及び小テスト(毎週)と例題チャレンジ(2回)、レポート(2回)に基づいて行う。
【教科書】
著者:世界遺産検定事務局 書名:はじめて学ぶ世界遺産100 出版社:NPO法人世界遺産アカデミー
【参考書】
適宜指示する
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