【授業の目的】
本講義は「専門学術の振興」に貢献する経営学部の専門科目である。本講義は「社会事象を的確に捉え、分析し、創造的に問題解決することができ、かつ心豊かさ(文化的知性)をみにつけ」、「社会、とりわけ企業という組織の中で創造的に貢献できる能力を身につける」を目標としている。
【到達目標】
受講生が受講終了までに次のようなことができるようになることが到達目標である。 (1)国際経営組織管理に関する基本的な知識を習得することができる。 (2)基礎知識を踏まえたうえで実際の国際化している企業の組織および組織管理を解析できる。
【授業計画】
授業形態:講義 授業方法:受動型
1.多国籍企業の概要
2.多国籍企業における分化―統合 参考書:茂垣(2006)第8章1−2節 3.グローバル組織構造とその問題点 参考書:茂垣(2006)第8章3−4節 4.海外子会社のコントロール 参考書:茂垣(2006)第9章 5.国際企業の人的資源管理 参考書:茂垣(2006)第10章 6.多国籍企業と異文化マネジメント 参考書:茂垣(2006)第11章、吉原(2004)第12章 7.欧米の多国籍企業 参考書:茂垣(2006)第13章、吉原(2004)第14章 8.アジアでのグローバル小売競争の進展 参考書:佐藤(2005)第2章 9.アジアに進出する日系企業 参考書:佐藤(2005)第3−5章 10.韓国企業のグローバル化経営 参考書:佐藤(2005)第7−8章 11.中国に進出する日系企業 参考書:佐藤(2005)第5章 12.中国の対外ビジネスとグローバル化 参考書:佐藤(2005)第6章 13.多国籍企業の企業倫理 参考書:茂垣(2006)第11章 14.CSRの国際比較 15.国際経営の将来 参考書:吉原(2004)第16章
毎回講義の内容に関する復習は2時間程度と、次回の講義内容に関する予習は4時間程度行うこと。
【授業関連科目】
経営学、経営戦略論、経営組織論、経営史、人的資源管理論
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:テストのみ (各章の演習(各章終了後、関連内容の問題演習を行う)(50点)、期末テスト(40点)、受講態度(10点))
【教科書】
プリントを配布する
【参考書】
著者:佐藤憲正 書名:『国際経営論 グローバル化時代とニューアジア経営展望』 出版社:学文堂、2005年。
著者:茂垣広志 書名:『国際経営 国際ビジネス戦略とマネジメント』 出版社:学文社、2006年。
著者:吉原英樹 書名:『国際経営論への招待』 出版社:有斐閣ブックス、2004年。
著者:吉原英樹、緒上茂登、板垣博 書名:『ケースブック 国際経営』 出版社:有斐閣ブックス、2007年。
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