【授業の目的】
本学の建学精神である「中正な思想を涵養し,広い視野を持って社会に貢献する人物の養成」と「産業の現実に関心を持ち,文化的知性をそなえ,創造的に社会の発展を指向する人物の養成」を目指し,「幅広い学習機会の提供」と「社会での役割を認識し,これを積極的に取り組むことの意識を理解出来る人材の育成」を授業目標とする。
【到達目標】
グアム島における受入先や地域社会の教育力を活用しながら,受講生自らの接近方法で物事を考え,それらをフィールドスタディー先で伝え議論できる能力を習得させる。そして,地域社会に現実に存在する現象や課題を学生の目で観察し考えることができ,かつ,考えたことを企画し,積極的にフィールドスタディー先やグアム島の地域社会へ情報発信できる水準に達することを到達目標とする。
【授業計画】
授業形態:実技・実習 授業方法:フィールドスタディー 1.14日間の春期集中で実施する。募集人数は最大で10名程度とする。費用はおよそ14万円で,す べて受講生の負担とする。ただし,為替の変動により,経費が増減する可能性もある。 2.受講生を募集した後でガイダンスを行い,現地事情,フィールドスタディーの内容や受入先など について説明する。 3.実施場所と日程の概要は下記の通りである。 アメリカ合衆国グアム島にある観光農園「Hamamoto Tropical Fruit World」と観光街のホテル に滞在しながら,フィールドスタディーを実施する。なお,観光農園では接客方法や施設の維持 管理について学び,座学と実学の整合性を図る。観光街ではマリンビジネスとアメリカ型量販店 の視察を実施しながら,ビジネスセンスに磨きをかける。
【授業関連科目】
【成績評価方法・注意】
履修時に受講動機やフィールドスタディーに対する問題意識について,履修後に受講中に学んだことと観察したことを,作成し提出する。現地の反省会では,受入先である濱本農園のマーケティングに対して,具体的な改善点などを提言する。なお,フィールドスタディーの取り組み態度,反省会での発表内容,作成したレポートを総合的に評価して合計点を100点とする。
【教科書】
プリントを配布する
【参考書】
適宜指示する
|