【授業の目的】
観光学は、切り口が幅広いため、テーマの絞込みや調査法の選択が非常に難しい分野である。この科目では、主に、観光者行動と観光者心理学の理論と手法を柱にし、「観光地の魅力とその評価」を研究テーマとする。基礎演習と比べると非常に特化した分野に取り組むため、本学に教育目標である「専門学術の振興」に貢献することになる。
【到達目標】
この科目では、つぎのようなことができるようになることを目標とする。 1.「観光者の行動」と「観光者の心理ー意思決定」について関連文献を収集し、その内容を基に議論する。 2.調査法(インタビュ―と質問紙調査法)を身に付ける。 3.卒業論文を計画する(テーマと調査法について) このように、3年次には、主に研究に視点や方法論について学び、4年次の卒論作成の基礎を築くことを目的とする。また、キャンパスを離れた活動にも取り組み、学生の皆さんに観光地の複合性とその魅力を肌で感じてもらいたいと考えている。
【授業計画】
履修者の希望に応じて授業計画を変更する可能性がある。 (前期〜後期) 1.前期オリエンテーション 2〜3.研究テーマの設定 4〜10.資料の収集と分析 11〜12.中間発表と議論 13〜15.研究テーマのまとめ 16.後期オリエンテーション 17〜20.論文作成の基礎 21〜26.個人別研究に関して卒論作成 27〜29.結果発表及び評価 30.まとめ
予習:2時間 ー次回のテーマについて調べること。 復習:2時間 ー授業中に配付した資料と発表した内容をノートにまとめること。
【授業関連科目】
観光学原論、観光学概論、国際観光論I、II
【成績評価方法・注意】
発表4回と、レポート及び卒論文計画書の内容をもとに評価する。発表は、発表資料、発表内容と発表の仕方、レポート及び卒論文計画書は、構成、議論の根拠(引用文献や分析結果など)手法、独創性を評価する。
【教科書】
教科書を使用しない
【参考書】
適宜指示する
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