【授業の目的】
全学共通の教養選択科目I群[歴史と社会]のひとつとして、「幅広い学習機会の提供」という本学の教育目標にそって、地域社会の歴史、文化などの幅広い分野について学ぶ。本授業の学習を通して、「地域学」の本質的な理解を深めると共に、社会の現実に関心をもち、志の高い教養豊かな人物の養成を目標とする。
【到達目標】
「岡山ペンクラブ」のご協力により、これからの時代を担う本学学生に講師各位の貴重な経験や高邁な見識に接し、次のような学習効果が達成可能となる。 1.地域学の基本的理解を習得することができる。 2.具体的な事例によって地域学としての「岡山学」を学ぶ。 3.岡山の文化、歴史、人物、県民性、言葉、郷土色などの幅広い分野について説明できる。 4.講師各位に接することで、社会人へ向けての人格形成の基礎的部分を習得できる。
【授業計画】
授業形態:講義 授業方法:受動型 1. 4/12 オリエンテーション〜〜最初の約束、岡山講座の上手な受講法、地域学のススメ 担当教員 甲 元 孝 朋 2. 4/19 岡山弁入門講座−−−言葉の法則を中心に 講師 青 山 融 氏 3. 4/26 古墳探訪の楽しみ方−−−吉備路を中心に 講師 青 山 融 氏 4. 5/10 岡山と探偵小説−−−金田一耕介を中心に 講師 青 山 融 氏 5. 5/17 67歳で留学!得たものは大きかった 講師 赤 井 克 己 氏 6. 5/24 憲政の神様犬養木堂の実像と虚像 講師 赤 井 克 己 氏 7. 5/31 倉敷の礎は大原孫三郎、總一郎父子がつくった 講師 赤 井 克 己 氏 8. 6/07 岡山の銀行の歴史 講師 猪 木 正 実 氏 9. 6/14 三木行治知事と岡山県政 講師 猪 木 正 実 氏 10. 6/21 地方局のテレビ番組と映像文化 講師 下 山 宏 昭 氏 11. 6/28 岡山空襲を検証−−−薄れる記憶の中で 講師 下 山 宏 昭 氏 12. 7/05 日本の近代化をリードした岡山ゆかりの洋学者たち 講師 日 高 一 氏 13. 7/12 新聞の草創充実期に活躍した岡山人記者 講師 日 高 一 氏 14. 7/19「岡山力」をアップする・・・その1「理解度チェック」 講師 山 川 隆 之 氏 15. 7/26「岡山力」をアップする・・・その2 「力試し」 講師 山 川 隆 之 氏 ※(1)予習(2時間程度)講義テーマ毎に、事実関係や時代背景などを整理しておくこと。 ※(2)復習(2時間程度)配布資料プリント、評価済み返却レポートを再読し、正確な知識とする こと。
【授業関連科目】
【成績評価方法・注意】
成績評価方法:レポートと試験 第1回オリエンテーションの際の「最初の約束」を重視し、授業に取り組む姿勢、毎回実施の「岡山講座レポート」、講師による「理解度チェック」「力試し」により成績評価する(配点配分2:4:4)。履修希望者は、第1回講義のオリエンテーションには必ず出席すること。
【教科書】
プリントを配布する
【参考書】
著者:岡山ペンクラブ編 書名:「岡山人じゃが」 出版社:吉備出版社
著者:青山 融 書名:岡山弁JAGA 出版社:アス
著者:岡山商工会議所編 書名:岡山検定公式テスト 出版社:吉備出版社
著者:赤井克己 書名:瀬戸内の経済人 出版社:吉備出版社
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