【授業の目的】
警察活動は国民生活に最も身近な活動であるが,個々の警察官の生活や行動等はあまり知られていない。国民の生命、身体、財産を守るため警察が行っている防犯活動、犯罪捜査、交通取締り等の実態およびその法的根拠を説明する。そして学生が警察官になった場合、どのような生活が待っているのか、仕事にやりがいはあるのかを説明し、警察官になろうとする意欲を醸成する。
【到達目標】
1 犯罪発生状況とその問題点について説明できる。 2 警察官が平素行っている活動と根拠法令について説明できる。 3 警察各部門(地域・刑事・生活安全・交通・警備警察)の活動内容と違いについて説明できる。 4 国民生活の安全・安心を守ることの重要性とそれに取り組んでいる警察官や消防士の仕事の崇高さとやりがいについて説明できる。
【授業計画】
第 1回 殺人事件が発生した場合、犯人逮捕の法的根拠 第 2回 警察の責務 警察権の限界 第 3回 警察の組織、階級、定員 第 4回 犯罪の発生状況と防犯対策 第 5回 警察の独立捜査権 公安委員会制度 検察との関係 第 6回 職務質問、保護(警察官職務執行法) 第 7回 避難等の措置 犯罪の予防制止 立ち入り(警察官職務執行法) 小テスト 第 8回 岡山商大OB現役岡山県警察官講演 第 9回 岡山商大OB現役岡山市消防士講演 第10回 地域警察活動の実態 第11回 刑事警察活動の実態 第12回 生活安全警察活動の実態 第13回 交通警察活動の実態 第14回 警備警察活動の実態 第15回 国民は警察に何を求めているか 小テスト若しくはレポート提出
【授業関連科目】
刑法、刑事訴訟法、行政法、警察法、警察官職務執行法
【成績評価方法・注意】
7時限と15時限に短時間の記述式の確認テスト若しくはレポート提出を行う。 課題は直前の授業で示し、難解な問題ではなく授業を聞いていれば容易に解答できるものとする。
【教科書】
プリントを配布する
【参考書】
参考書を使用しない
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