【授業の目的】
経営学部経営学科に係る専門科目(選択必修科目)として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献することを授業目標とします。他学科・他学部の学生にとっては、「幅広い学習機会」になります。
【到達目標】
本講義では、情報資料を収集して整理すること、情報資料から得られる情報を分析すること、情報システムや企業に関わる情報管理、について学習する。 本講義では、受講生が受講後に次のことができるようになることが到達目標である。 1. データベースの仕組みについて簡潔に説明することができる。 2. データベースを用いて情報検索することができる。 3. いくつかの方法で情報資源の収集を行うことができる。 4. 得られた情報資源から有用な情報を抽出し、分析することができる。 5. 情報システムや企業に関わる情報管理について簡潔に説明することができる。
【授業計画】
授業形態:講義 授業方法:受動型
1. 情報管理とは何か 参考書:猪平他(2003)第1章1-1,1-2, 2. 情報管理の必要性 参考書:川村(2006)第1章1-1,1-2 参考書:猪平他(2003)第1章1-3,1-4,1-5 3. 情報源と情報収集 参考書:猪平他(2003)第2章 参考書:川村(2006)第2章 4. データベース 参考書:栢木(2009)第6章 5. 情報検索 参考書:市古他(2014)第3章 参考書:川村(2006)第2章1-1,2-1,3-1 参考資料(DVD):日本図書館協会総合監修・仁上幸治 野末俊比古監修(2007)『情報の達人 第1巻 図書館へ行こう!』 紀伊国屋書店, DVD 6. 記述的分析と数量的分析 参考書:涌井他(2010)第1章 参考書:猪平他(2003)第4章 7. モデルを用いた分析と予測 参考書:猪平他(2003)第5章 参考書:正司他(2006)序章、第2章、第3章 8. オペレーションズリサーチ 参考書:猪平他(2003)第8章 参考書:矢沢(2006)第3章 参考書:中原(2005)第5章5-5 9. 情報処理システム 参考書:石原他 (2006)第8章8-1,8-2,8-3 参考書:中原(2005)第2章2-1 10. 企業と情報システム 参考書:猪平他(2003)第13章 参考書:大和田他(2009)第1章 参考書:日経コンピュータ編(2011)第4部 11. ネットワークと情報管理 参考書:平野他(2010)第5章 参考書:石原他 (2006)第8章8-4,8-5,8-6 12. 知的財産権 参考書:石原他 (2006)第9章 参考書:平野他(2010)第8章 13. 情報管理と社会 参考書:富士通エフ・オー・エム株式会社 (2013) 14. 最近の情報管理に関する話題 15. 総括
【予習・復習】 予習 配布されたプリントの内容をまとめること:約1時間 復習 講義内容をまとめて、応用問題に取り組むこと:約3時間
【参考書(参考書欄に書けなかったもの)】 富士通エフ・オー・エム株式会社 (2013)『情報リテラシー』FOM出版. 大和田尚孝・日経コンピュータ(2009)『システムはなぜダウンするのか』日経BP社. 日経コンピュータ編(2011)『システム障害はなぜ二度起きたか』日経BP社. 栢木厚(2009)『栢木先生のITパスポート教室』技術評論社. 平野允、丁井雅美他(2010)『情報処理システム概論 [第2版]』共立出版. 市古みどり、上岡真紀子、保坂睦(2014)『資料検索入門 ― レポート・論文を書くために』慶應義塾大学出版会. 川村洋次(2006)『情報管理入門:方法と実践』中央経済社 正司和彦、高橋参吉他(2006)『最新モデル化とシミュレーション』実教出版
【授業関連科目】
情報処理概論I,II
【成績評価方法・注意】
試験のみ:期末試験の成績で評価する。
【教科書】
プリントを配布する
【参考書】
適宜指示する
著者:猪平進他(2003) 書名:『ユビキタス時代の情報管理概論』 出版社:共立出版
著者:涌井良幸, 涌井貞美(2010) 書名:『統計解析がわかる』 出版社:技術評論社
著者:中原秀登(2005) 書名:『基本 経営学(新経営学ライブラリ別巻2)』 出版社:新世社
著者:矢沢久雄(2006) 書名:『情報はなぜビットなのか : 知っておきたいコンピュータと情報処理の基礎知識』 出版社:日経BP社
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