【授業の目的】
1.個人や世帯の財務計画(パーソナルファイナンシャルプラン)の基本用語や制度を理解する。 2.運用の概略や手段、評価についての基礎知識を理解する。 3.財務と課税制度の要点を理解する。
【到達目標】
厚生労働大臣認定の三級ファイナンシャル・プランニング技能検定・学科試験のうちで以下の分野に関する知識の7割以上が理解、説明できることを目指します。 1. D分野のタックスプランニング 2. F分野の相続・事業承継
【授業計画】
高度経済成長の終焉や、企業での終身雇用や福利厚生・年金等制度が形骸化したことで、これまでの「望ましい標準モデル」がゆらぎはじめ、家族のあり方や個人の生き方、働き方も多様化せざるを得ず、また、個人・世帯財政への不確実性や選択リスクが高まったことで、それぞれのライフプランに適した財産配分や管理ができる知識が個々に求められる時代になってきました。
【授業計画】 「授業形態」 講座 「授業方法」 受動型 第 1回 所得税の基礎知識 第 2回 各種所得の計算 第 3回 課税標準の計算 第 4回 課税所得金額の計算 第 5回 税額算出と税額控除 第 6回 源泉徴収制度 第 7回 個人住民税・個人事業税・消費税 第 8回 法人税 第 9回 相続の基礎知識、相続人と相続分 第10回 相続の基礎知識、遺言と遺産分割 第11回 相続税の基礎知識 第12回 贈与税の基礎知識 第13回 相続財産の評価、不動産の評価 第14回 相続財産の評価、その他の財産の評価 第15回 相続・事業承継対策 予習時間:1時間 復習時間:2時間 ※ 講義の予習復習として各授業1から15について授業前に指定箇所等を1時間程度、用語、関連法令等の予習時間に充てる。また、各講義終了後1両日を目処に、不明点や事例問題等の復習に2時間程度の学習時間を設定し、履行を義務付します。
【授業関連科目】
ライフプランニングと資金計画・リスク管理1、金融資産運用・不動産1
【成績評価方法・注意】
[受講確認]40%:「各分野のまとめ」で確認テストを実施し評価します。 [定期試験]60%:正誤、選択方式。
【教科書】
著者:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 書名:ファイナンシャル・プランニング入門〔第3版〕 出版社:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
【参考書】
適宜指示する
|