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FP概論II 2単位 1年以上 経済   経営 1年以上
1年以上        
坂下 晃(代)
倉持 弘
蒲 和重
海宝 賢一郎
前期1コマ クラス: 導入科目(オムニバス),FP概論Iを同時に履修すること。

【授業の目的】

経営学部商学科の専門科目として、本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献すること。
FPコースの1年生が、パーソナルファイナンスの基礎を学習するにあたり、4名の教員が法律、経済、金融・証券・不動産の各分野から学際的なアプローチを行う。これにより、FP受験科目の理解を容易にするとともに2年生以降の専門科目に対する関心を深める。

【到達目標】

受講生が講義終了後につぎのようなことができるようになること。
1.FPコース4年間の勉強の全体像を把握する。
2.パーソナルファイナンス学習の基礎を固める。
3、FP技能士受験科目のキイワードとなる専門用語を知る。
4.法・経済・経営の学際的な勉強を行い、専門科目への関心を高める。


【授業計画】

授業形態:講義   授業方法:受動型
1.投資信託の仕組み
投信の特徴と種類、契約型、会社型(VTR,プリント)
2.投資信託の運用
コスト、ディスクロージャー、収益分配金(VTR,プリント)
3.法学の基礎(1) 社会と法
 規範、法律、コンプライアンス、法と道徳、社会秩序、紛争、裁判、法律要件・法律効果(プリント)
4.法学の基礎(2) 法律の基礎知識
 法の分類、契約自由の原則、権利・義務関係、自力救済の禁止、三審制(プリント)
5.法律関係と契約(1) 法律における「人」と「物」
 財産権、債権・債務、自然人・法人、不動産・動産(プリント)
6.法律関係と契約(2) 契約の法的意味
 契約自由の原則、契約の拘束力、契約の分類、任意規定・強行規定、契約違反(プリント)
7.FPと法律(1) 金融取引の法的基礎
 金銭消費貸借契約、利息についての法規定、金融商品販売法、金融商品取引法(プリント)
8.FPと法律(2) 賠償責任の法的基礎
 不法行為、賠償責任保険、過失責任の原則、過失相殺・損益相殺、特殊な不法行為(プリント)
9.ライフプランニングの基礎
 ライフプランニング、ファイナンシャルプランニング、資金設計(教育・住宅・老後)(プリント)
10.社会保険と税金の基礎
  社会保険制度、所得税のしくみ(給与所得)(プリント)
11.所得税に関する基礎
  収入と所得の分類、10種類の所得の計算方法(プリント)
12.リタイアメントプランニングの基礎
  公的年金制度の概要、老後の生活資金設計(プリント)
13.住宅取得時における調査の基礎
  土地の価格調査、不動産登記簿の調査(プリント)
14.住宅取得に係わる法規制の基礎
  都市計画法、建築基準法(プリント)
15.住宅の賃貸借に関する基礎
  借地借家法(借地権、借家権)(プリント)
予習:予習については、講義初日に渡す「講義テーマ」に沿って事前(1時間30分)に調べることが望ましい。
復習:復習(2時間30分)については、毎講義時に実施するミニテストの内容をチェックするとともに講義テーマの重要箇所を中心に当日のレジュメで確認しておくこと。


【授業関連科目】

FP概論I(IとIIはセットになっているので、両方とも受講すること)
現代社会における金融と法
FPライフプランニングと資産運用I、FPライフプランニング・不動産I


【成績評価方法・注意】

ミニテスト、中間試験、期末試験
毎時限終了前に行う到達目標を理解しているかチェックするミニテストと中間試験および期末試験により評価する(配分比率ミニテスト30、中間および期末テスト各35)。
欠席は原則として認めない。wifiで出席を取る。


【教科書】

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【参考書】





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