【授業の目的】
教職単位として哲学概説を行い、幅広く深い教養を培う。教科書必携。
【到達目標】
講義形式。哲学的思考の特殊性を把握できるようになる。哲学ではまず、自分の頭で考えることが重要である。教科書を参考に哲学的思考を養うことができる。
【授業計画】
教科書野矢茂樹著「ここにはないもの」を味読する。 授業は40分の音読・25分の筆記・25分の総括で行う。毎回、模範解答を配布するのでなくさないこと。適宜質疑応答を含む。 一回に13ページを目途にして進む。 1.「人生は無意味だ」って、どういう意味なのだろう 2.同上 3.同上 4.十年前のぼくも、ぼくなんだろうか 5.同上 6.同上 7.ことばで言い表せないもの 8.同上 9.同上 10.自分の死を想像することはできるか 11.同上 12.同上 13.未来は存在しない 14.同上 15.同上 教科書での予習一時間・復習三時間(筆記したものを整理し、頭に入れる)を目安とされたい。
【授業関連科目】
哲学概論I・科学と哲学・こころの哲学
【成績評価方法・注意】
試験とレポートで評価する。毎回のレポートの筆記によって目標の達成度を評価する。期末試験:平常点(レポート)=5:5。平常点の比重が大きいので要出席。期末テストでは教科書(線を引くのはよいが、書き込みは認めない)のみ持込み可。
【教科書】
著者:野矢茂樹 書名:『ここにはないもの 新哲学対話』 出版社:中公文庫
【参考書】
参考書を使用しない
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