【授業の目的】
教職単位として哲学概説を行い、幅広く深い教養を培う。教科書必携。
【到達目標】
1.西洋哲学の古典を解説した教科書に沿って考えを深め、哲学とは何であるかを把握することができるようになる。 2.西洋哲学史の基礎知識を習得できるようになる。
【授業計画】
教科書を解説する。授業開始時、第一回を除いて前回の、教科書の内容を復習する小テストを繰り返す。なお順次ホームページは改訂する予定なので注意されたい。
1. 哲学の始原へ ミレトス学派 ホームページ1.教科書:熊野純彦(2006)『西洋哲学史 古代から中世へ』第一章 2. 存在の思考へ エレア学派 ゼノンのパラドクス ホームページ2.教科書:熊野純彦(2006)『西洋哲学史 古代から中世へ』第三章 3. 知者と愛知者 ソクラテス ホームページ3.教科書:熊野純彦(2006)『西洋哲学史 古代から中世へ』第五章 4. イデアと世界 プラトン メノンのパラドクス ホームページ4.教科書:熊野純彦(2006)『西洋哲学史 古代から中世へ』第六章 5. 自然のロゴス アリストテレス ホームページ5.教科書:熊野純彦(2006)『西洋哲学史 古代から中世へ』第七章 6. 中世哲学:普遍論争講義予定 ホームページ6.教科書:熊野純彦(2006)『西洋哲学史 古代から中世へ』第十章〜十五章 7. 中世哲学小テスト・デカルト ホームページ6.教科書:熊野純彦(2006)『西洋哲学史 古代から中世へ』第十章〜十五章 8. 自己の根底へ デカルト ホームページ7.教科書:熊野純彦(2006)『西洋哲学史 近代から現代へ』第一章 9. 経験論の形成 ロック 知覚因果説 ホームページ8.教科書:熊野純彦(2006)『西洋哲学史 近代から現代へ』第三章 10. 知識への反逆 バークリー TOKYO発千夜一夜 ホームページ9.教科書:熊野純彦(2006)『西洋哲学史 近代から現代へ』第五章 11.理性の深淵へ カント ホームページ10.教科書:熊野純彦(2006)『西洋哲学史 近代から現代へ』第八章 12.同一性と差異 ヘーゲル ホームページ11.教科書:熊野純彦(2006)『西洋哲学史 近代から現代へ』第十章 13.批判知の起源 ニーチェ 生命倫理学を考察する:ビデオ ホームページ12.教科書:熊野純彦(2006)『西洋哲学史 近代から現代へ』第十一章 14.現象の地平へ フッサール ホームページ13.教科書:熊野純彦(2006)『西洋哲学史 近代から現代へ』第十四章 15.語りえぬもの ウィトゲンシュタイン 死をめぐって ホームページ14.教科書:熊野純彦(2006)『西洋哲学史 近代から現代へ』第十五章 教科書での予習一時間・配布資料の復習三時間を目安とされたい。毎回前回の復習テストを行う。
【授業関連科目】
哲学概論II・科学と哲学・こころの哲学・倫理学I・倫理学II・倫理学概説
【成績評価方法・注意】
試験とレポートで評価する。復習テスト(レポート)を何度も繰り返し平常点を算出する。期末のテストで上記目標の達成度を評価する。期末試験:平常点=5:5。平常点の比重が高いので要出席。期末テストでの持込み不可。
【教科書】
著者:熊野純彦 書名:『西洋哲学史 古代から中世へ』 出版社:岩波新書
著者:熊野純彦 書名:『西洋哲学史 近代から現代へ』 出版社:岩波新書
【参考書】
参考書を使用しない
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