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応用情報処理I 2単位   経済   経営 1年以上
1年以上        
西 敏明 前期1コマ クラス: 定員24名

【授業の目的】

経営学部経営学科に係る専門科目として,本学の教育目標である「専門学術の振興」に貢献すること.他学科の学生にとっては,「幅広い学習機会の提供」にもなる.

【到達目標】

講義では,Excelで用いられる基本的手法と,統計的方法の基礎とその適用について学んでいく.
受講生が,受講後につぎのようなことができるようになること.
1.私たちの身近にあるデータを整理し,グラフ表現ができる.
2.データから得られる情報を観る考え方ができ,適用する手法を適切に選ぶことができる.
3.統計解析の基本が出来る.
4.統計解析の概念を把握するとともにデータ分析(適切な統計処理)をおこない,要約化することができる.
5.上記各項目について,実践的な力をつけることをねらいとする.


【授業計画】

授業形態:演習 授業方法:能動型

基礎的統計学の知識の構築
1.Excel操作(統計関数の概要)とデ−タ処理概論

2.確率論の基本と基本統計量

3.確率分布とその性質,ヒストグラム

4.検定と推定(1) 第1種の誤りと第2種の誤り

5.検定と推定(2) 平均値問題・・・σ未知と既知の場合について

抽出法の理論と分割表の検定・独立性の検定
6.抽出の考え方とその利用
 (条件付合計式ウィザードとLookupウィザード)

7.ワークシート分析,循環参照の解消・ユーザー独自関数の作成

8.抽出法理論の考え方とデータベース機能の活用

9.ピポットグラフの作成・編集とクロス集計
 (クロス表の統計量,独立性の検定,分割表の検定)
10.複数のワークシートからのピポットテーブルの作成
 (複数アンケート項目の抽出・調査の観点から)

検定・推定理論の応用のための各種関数利用と分析ツールの活用
11.基本的な統計関数(各種分布を含む)の紹介と活用

12.分析ツールと散布図・相関係数

13.分析ツールと検定・推定(平均・比率の差の検定)

14.分析ツールと単回帰分析の基本

15.データ,関数処理の結果およびグラフ化による表現の総合演習

<授業1回当たりの予習・復習の時間>
予習の時間:1.5時間,復習の時間:2.5時間

<予習の目標値(内容)>
「授業前には,該当の事前配布プリントで,講義演習箇所を読み,わからないところを明確にし,その箇所については事前学習し,予習すること.」

<復習の目標値(内容)>
「毎授業後には,「演習:電子提出ファイル」を提出すること.その後,講義中,理解できなかったところを復習して,理解しておくこと.」


【授業関連科目】

経営統計学I


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:試験とレポート両方
上記の到達目標にどの程度達したかを時間内演習課題(50%),定期試験(50%)により総合評価を行う.


【教科書】

プリントを配布する



【参考書】

適宜指示する




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