【授業の目的】
社会で用いられている情報技術の基本的な原理と発展の歴史を理解することで、情報科学分野の専門学術の振興に寄与する。
【到達目標】
次のような能力を身につける。 1. 情報通信技術の基本となる科学の知識を身につける。 2. 情報科学の発展の歴史を知り,今後の社会の変化に応用できる。 3. 先端技術利用の情報機器にも戸惑わずに対応できる。
本講義では,現代の社会を支える基盤となる科学技術の原理と発達過程,その社会背景や経済的な状況との関連性などについて見ていきます。さらに普及が急速に進む先端技術にはどのようなものがあるのか,紹介していきます。
【授業計画】
授業形態:講義 授業方法:受動型
1. 機械式計算機とバベッジの解析エンジン
2. 電子計算機のはじまり
3. マイクロプロセッサとパーソナルコンピュータ
4. コンピュータの要素
5. 記憶装置
6. 2次記憶装置
7. 記録メディア
8. ビデオ映像の記録方式
9. 電波の利用
10.携帯電話の技術
11.人工衛星による通信と放送
12.自動車や鉄道と情報技術
13.eコマース
14.医療・バーチャルリアリティ
15.コンピュータウィルスとセキュリティ
講義1コマにつき教科書該当箇所の予習を1時間、教科書該当箇所と演習問題の復習2時間を行うことを基本とする。
【授業関連科目】
情報処理概論I,同II
【成績評価方法・注意】
期末試験の結果を約7割とし,その他にレポート提出状況と質問に対する口頭での回答状況を加味して成績評価を行う。出席状況が悪い場合は減点対象となる。
【教科書】
著者:小松原実 書名:情報科学概論 出版社:ムイスリ出版
【参考書】
適宜指示する
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