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法と言語I 2単位 1年以上 経済   経営  
         
越智 悦子 前期1コマ クラス:  

【授業の目的】

法学部法学科に係る専門科目として、本学の教育理念である「社会事象を的確に捉え、分析し、解決する能力」の育成に貢献すること。

【到達目標】

受講生が受講後に次のようなことができるようになること。
1.聞き取ったことを自分の言葉に置きなおすことにより、言葉をいったん自分の中に取り込み、理解したうえで再現できる。
2.論説文を中心とした種々のジャンルの文章を要約することを通して、読解力を深める。
3.公務員試験のための基礎的な文章理解の能力を身に付ける。


【授業計画】

授業形態:講義  授業方法:受動型

1.講義ガイダンス、及び公務員の種類と試験内容を確認し、モチベーションを上げるためのきっかけとする
2.聞くための力をつけるため、三森方式による「再話」練習(1)を実践する
  参考書:三森ゆりか著『言語技術教室』
3.物語の要約・解説、及び三森方式による「再話」練習(2)を実践する
4.小説の要約・解説、及び公務員試験に用いられる短い論説文の要約練習(1)
  参考書:公務員・行政書士試験用過去問題集「文章理解」
5.随筆の要約・解説、及び公務員試験に用いられる短い論説文の要約練習(2)
6.文芸評論の要約・解説、及び公務員試験に用いられる短い論説文の要約練習(3)
7.社会評論の要約・解説、及び公務員試験に用いられる短い論説文の要約練習(4)
8.『個人と国家』「はじめに」の要約・解説、及び公務員試験に用いられる内容把握練習(1)
  教科書:樋口陽一著『個人と国家』「はじめに」
9.『個人と国家』「自由とは何か」の要約・解説、及び穴埋め練習(1)
  教科書:樋口陽一著『個人と国家』第一章、第1節〜第3節
10.『個人と国家』「戦後、差別はどう是正されたか」の要約・解説、及び内容把握練習(2)
  教科書:樋口陽一著『個人と国家』第一章、第4節〜第10節
11.『個人と国家』「国家とは」の要約・解説、及び文章の並べ替え練習(1)
  教科書:樋口陽一著『個人と国家』第二章、第1節〜第5節
12.『個人と国家』「日本人の法意識」の要約・解説、及び内容把握練習(3)
  教科書:樋口陽一著『個人と国家』第三章、第1節〜第6節
13.『個人と国家』「ヨーロッパの立憲主義」の要約・解説、及び穴埋め練習(2)
  教科書:樋口陽一著『個人と国家』第四章、第1節〜第7節
14.『個人と国家』「国際人権規約と日本」の要約・解説、及び短い論説文の要約練習(4)
  教科書:樋口陽一著『個人と国家』第四章、第8節〜14節
15.『個人と国家』「世界の人権思想とアジア」の要約・解説、及び文章の並べ替え練習(2)
  教科書:樋口陽一著『個人と国家』第五章、第1節〜第9節
予習として、次回の講義内容に該当するテキストの範囲を自力で読解し、要約して小レポートを提出する。復習として、講義中に返された要約レポートを講義を通して訂正する。


【授業関連科目】

法と言語II


【成績評価方法・注意】

試験のみ。出席をとる。三分の二以上の出席をすること。
上掲の到達目標にどの程度達したかを、実際の公務員過去問題やテキストの内容問題及び言葉の問題で試験し、評価する。


【教科書】

著者:樋口陽一著 書名:個人と国家 出版社:集英社(新書)


【参考書】

適宜指示する




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