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教養演習 4単位 1年以上 経済   経営  
         
埜村 紳二 通年1コマ クラス:  

【授業の目的】

 本演習では、大学で学ぶ技法を身につけながら、こんにちの社会で起きている様々な出来事について考えていきます。お互いに調べ、考え、議論することを通じて、「(社会)科学的に」社会事象をとらえられるようになることが目標です。本学の教育目標にある「社会事象を的確に捉える」ための「幅広い学習機会の提供」に貢献する授業として位置づけられています。

【到達目標】

 以下のことができるようになることが目標です(4年間の各種演習で修得する第一段階として位置づけています)。
・高校時代までとは異なる大学での学び方を身につけること。
・こんにちの社会の動きや仕組みについて、いままで以上に興味を持てるようになること(新聞を読む習慣を身につけること)。
・興味をもった社会的な出来事をより明確な分析・考察対象とすることができるようになること。
・分析・考察するための資料を収集する基礎的な方法を身につけること。
・報告するための準備(とくに簡単な報告書の作成)ができるようになること。
・日本語によるコミュニケーション能力を高め、質疑応答や議論への参加ができるようになること。


【授業計画】

第1回〜第3回(前期)
・本演習の本学における位置づけ、年間計画、進め方などについての説明
・法学部における講義・カリキュラムの全体についての説明と履修指導
・本演習参加者による自己紹介(「【私】を説明する」「お互いを知る」)

第4回〜第9回(前期)
 大学での学びとその技法について取り上げる。
・大学で学ぶということ
・講義の聴き方とノートの取り方
・情報収集の仕方
・本や新聞の読み方
・報告書(レポート)の書き方
・口頭発表の仕方

第10回〜第15回(前期)
 新聞記事などを使って、社会で起こっている出来事(社会事象)を調べ、報告し合う。各回について担当者を二人(場合によっては三名)予定している。

第16回〜第28回(後期)
 前期の発表(報告)を発展させて、それぞれが自分のテーマを設定し、それに関する資料を探し、読み考えたことをまとめる。まとめたものを報告し、全体で議論する。各回について担当者を一名(場合によっては二名)予定している。

第29回〜第30回(後期)
 本演習の総括と2年次への展望

[予習と復習]
予習(下調べや報告準備)として3時間、復習として1時間を要する。
[課外活動]
前・後期の適当な時期にレクリエーションも予定している。

【参考】
(本演習を選択するにあたって、以下の文も参考にしてください。内容は上記と重複しています。)
 いま私たちが暮らしている社会は、いったいどんな社会なのでしょうか。私たちはそれぞれ自分なりの立場や視点があって、それを通していろいろな社会像(世界観)を作り上げています。しかし、それが自分を中心とした単なる思い込みやイメージではないという保証はどこにもありません。また、私たちの社会は、本来私たちが作り動かしているはずなのに、なかなか自分の思い通りには動いてくれません。これはなぜでしょうか。
 この演習では、大学で学ぶ意味を考えながら、現代社会のさまざまな出来事についてお互いに調べ、考え、議論することを通じて、「(社会)科学的に」社会をとらえる基礎を修得することを目標としています。前期には、身近にある情報や資料の収集の仕方、その読み方やまとめ方、レポートの書き方などについて、ゆっくりと学んでいきます。後期は、自分の選んだテーマについて報告し合い、討論をすることを中心に進める予定です。


【授業関連科目】

 


【成績評価方法・注意】

 毎回の出席を前提として評価をします(無断欠席は認めません)。各自の報告、議論への参加、レポート提出などで最終評価を行います。


【教科書】

プリントを配布する



【参考書】

適宜指示する




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