【授業の目的】

　マーケティングは「売れる仕組みを考え構築」します。そこで市場を対象に動向を測り、結果を評価することが欠かせません。本演習では実践的に行うことをめざします。４年生で文献研究なども加え卒論へつなげます。理数系の経験や能力よりも、数値情報を「正しく入力し，出力を正しく読む」姿勢がポイントになります。マーケや社会調査を通じて「データ分析」の態度と姿勢を修得しましょう。

【到達目標】

【目標】
　本学の教育理念「社会事象を的確に捉え、分析し、解決する能力を備えた心豊かな人材の育成」に基づき社会事象を的確に捉え、分析し、解決する能力の養成を目標とします。
【具体的な目標】
社会調査の全体像が理解できる。
ネットや検索エンジンをマーケティングに活用できる。
データ収集の留意点を理解できる。統計的データ分析をPCで行える。
プレゼンテーションツールにより結果の発表や報告を行うことができる。

【授業計画】

1.ゼミのネット利用オリエンテーション
2.マーケティングとは何か
3.ＡＩＤＭＡの法則
4.ＡＩＳＡＳを知る
5.トレンドの計量
6.グーグルトレンドの活用
7.グーグルで市場を知る
8.市場や競合を知る
9.社会調査の意義と利用
10.測定尺度と母集団
11.ミニ調査を企画する
12.調査用紙の設計要点
13.ミニ調査用紙の設計
14.フィールドでの実践、実査
15.エクセルの基本的関数
16.収集データの基礎集計
17.収集データの度数分析
18.クロス表を分析する、ピポット活用
19.グラフ表現を考える
20.グーグルで企業研究
21.スターバックスの市場性
22.プロダクトライフサイクル
23.ブランドへの成長要素
24.ミニ調査の集計・分析（１）
25.ミニ調査の集計・分析（２）
26.起承転結、結論と考察について
27.見やすい表現、表とグラフ
28.度数表現から散布図
29.ミニ調査プレゼンその１
30.ミニ調査プレゼンその２

予習60分、復習45分（演習準備、報告作成も含む）

講義形式　講義

評価方式　実習過程と成果

【授業関連科目】

調査やデータ分析に関連する授業科目（具体的科目を問わない）。
演習のためPC（Office程度の利用）も使用する。
事前の数理的な能力は問わない。

【成績評価方法・注意】

経営やマーケに関する基礎知識（主に座学）30％、実地調査体験30％、
調査集計や分析20％、発表資料作成20％　合計100％

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

適宜指示する