【授業の目的】

　全学共通の教養科目における、２群科目（文化とコミュニケーション）のなかの１科目として、本学の教育目標である「幅広い学習機会の提供」に貢献すること。
　

【到達目標】

１．日本になじみの深い外国文学作品（主としてドイツ文学の作品）に親しむこと。
２．中欧ヨーロッパの風土や歴史、宗教とむすびついたドイツ文学の特徴を理解し、具体的な事例により述べることができること。
３．古典的文学作品を人間の抑えがたい自己表現として捉え、現代の視点から論じることができること。
４. 西欧文化を理解するうえで必読とも言われる聖書についての基本的な知識を得ること。

【授業計画】

　授業形態：演習　　　授業方法：受動型
　１．　近代日本における西洋文学　　　　　　　　　
　２．　聖書について１　　　　　　
　３．　聖書について２　　　　　　　　 　　　　　
　４．　ドイツ中世の文学１
　５．　ドイツ中世の文学２
　６．　レッシングの戯曲「賢者ナータン」　　　　
　７．　シュトゥルム・ウント・ドラング　　　　　　　　　　　　　
　８．　ゲーテの小説「若きウェルテルの悩み」　　
　９．　ワイマールのゲーテ　
１０．　ゲーテの抒情詩１　　　　　　　　　　　　　　
１１．　ゲーテの抒情詩２　　　
１２．　ゲーテの戯曲「ファウスト」　　　　　　　　
１３．　ドイツ・ロマン派の文学　　　　　　　　　　　　
１４．　１９世紀の文学１　　　　　　　　　　　　　
１５．　１９世紀の文学２　　　

予習（１時間程度）当該テーマについて調べておくこと。　
復習（１時間程度）テキストを復習し、ミニレポートを作成すること。　　　　　　　　

【授業関連科目】

外国文学２

【成績評価方法・注意】

評価は毎回提出してもらうミニレポートと期末試験により行います。（配点は、ミニレポート50点・期末試験50点）

【教科書】

プリントを配布する

【参考書】

参考書を使用しない
著者：三木恒治　書名：新しく読むドイツ文学　出版社：蜻文庫