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日本事情I 2単位 1年以上 経済   経営 1年以上
1年以上        
甲元 孝朋 前期1コマ クラス: 留学生のみ

【授業の目的】

 留学生対象の必須特設教養科目として、「幅広い学習機会の提供」という本学の教育目標にそって、日本の社会、産業、経済、歴史、文化など幅広い分野について学ぶことを授業目標とする。本授業の学習を通して日本への理解を深めると共に、国際性の豊かさと広い視野をもった国際社会に貢献できる人物の養成を実施するものである。

【到達目標】

この授業を通して、授業終了時までには、次のような学習成果が達成可能となる。
1.学生としての基本的態度を身につけることができる。
2.社会人へ向けての人格形成の基礎的部分を習得することができる。
3.考える力、書く力、話す力をつけることができる。
4.日本の歴史、文化を理解し、説明することができる。
5.現在の日本社会、経済の実態を理解し、説明することができる。
6.過去から現代社会への潮流変化を理解し、正しい歴史観をもって未来への洞察力を養うことができる。
7.自分が挑戦し実現したい夢をデザインすることができる。


【授業計画】

授業形態:講義  授業方法:受動型
1.最初の約束―――(1)ものを見極める確かな目 (2)学ぶことの意味 (3)自分で考える  
2.今、どんな所で生活し勉強しているのか?――(1)日本の行政区域 (2)地域経済をみるモノサシ                       (3)岡山のアウトライン・統計・歴史・伝統・企業
3.大学生の行動基準―――(1)原理原則を学ぶ (2)自己責任のルール (3)夢に挑戦する
4.学生と社会人の違い―――(1)働くことの意味(2)日本人の労働観 (3)ワーク・ライフ・バランス
5.日本経済:理解のススメ(Part1.)―――(1)経済とは (2)潮流への視点(3)資本主義経済の特徴
6.日本経済:理解のススメ(Part2.)―――(1)時代のうねり (2)2つの産業ピラミッド                         (3)日本経済の光と陰
7.日本経済:理解のススメ(Part3.)―――(1)景気とは (2)物価と経済 (3)為替の話
8.日本の歴史・文化を探る(Part1.)―――(1)歴史から学ぶこと (2)日本人の起源                          (3)ヤマト政権の誕生
9.日本の歴史・文化を探る(Part2.)―――(1)大陸文化の伝来 (2)盛んな外交・交易の展開
                     (3)古代日本文化の開花
10.日本の歴史・文化を探る(Part3.)―――(1)奈良・京都の誕生 (2)3つの大変化                           (3)武家社会の誕生
11.日本の歴史・文化を探る(Part4.)―――(1)土地制度の変化と社会 (2)元寇の影響  (3)武家文化の登場
12.課外授業の事前学習 ――― (1)実施内容 (2)茶道文化と岡山 (3)茶の湯と坐禅の世界
13.全員参加の意見発表・討論と、銀行の話シリーズ(Part1.)―――
                    (1)課外授業について意見発表・討論・アンケート調査
                    (2)銀行の誕生と歴史 (3)明治維新と銀行の役割
14.銀行の話シリーズ(Part2.)―――(1)日本の銀行の仕組み (2)都市銀行と地方銀行
                  (3)世界の主要金融機関
15.総まとめ ―――(1)講義ベスト5 (2)日本事情レポートベスト5 (3)講読「21世紀に生きる君たちへ」

※1.上記講義室の授業以外に「課外授業」を実施する(岡山の地域社会や人々に触れながら、典型的  な日本文化の一端を現地研修や実体験をして、日本文化の理解を深める)。
※2.毎回授業終了時には「講義レポート」を当日講義内容で重要なことやキーワードをよく理解し要  約して提出すること。
※3.毎回講義終了時に配布する「日本事情レポート」を次回講義日に提出すること。「日本事情レポ  ート」は課題について記述テストすると共に、質問、意見、感想、要望なども記入して提出する  こと。
※4.参考書は適宜指示し、資料は準備して配布する。
※5.(1)予習の時間 シラバスの各回の授業の内容項目について予習及び下調べを2時間程度行うこ     と。
  (2)復習の時間 当日の講義資料の復習、赤字チェックした毎回の返却レポートの見直しと
     完記(レベル以下の再提出レポートを含む)を2時間程度行うこと。


【授業関連科目】

日本事情II


【成績評価方法・注意】

成績評価方法:試験とレポート 
「日本事情レポート」で幅広い範囲から記述式問題でテストをする。「講義レポート」での講義理解度、学生参加型授業スタイルとしての意見発表・討論・アンケート調査、「質問、意見、感想、要望」で評価する(配点配分は6:2:2)。なお、レポート・テストは添削コメントをつけて返却する。講義履修希望者は、第1回講義より出席すること。


【教科書】

プリントを配布する



【参考書】

適宜指示する
著者: 書名:学生便覧、本四連絡高速道路地図、晴れの国おかやま、101の指標からみた岡山、岡山のすがた、政令指定都市岡山、岡山カルチャーゾン、カレントトピックス記事、21世紀に生きる君たちへ 出版社:



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